2008年10月03日

楽天ブログに有料プラン

楽天ブログに有料プランが登場した。
その名を「楽天ブログPlus」という。
10月1日からスタートしてたらしいが、今まで気が付かなかったよ。
内容を写しておこう。
現在ご使用の楽天フォト容量がいっきに20GB!!
残容量を気にすることなく、沢山フォト付き日記を書くことが出来ます。 一日あたり2MB、一枚あたり500KBの制限があります。
(無料は50MBまで)

スパム対策強化!!
禁止設定制限が大幅に増え、あなたのブログをスパムから守ります。
禁止ドメイン 20個→100個
禁止URL 30個→100個
禁止ワード 30個→100個

月額使用料 100円(税込み)
2 3ヶ月ごとのクレジットカード決済となります。

とのこと。
楽天は機能そのものが他のブログに比べて制限されてるので、勝負できるのは容量くらいなものなんだろうなあ、と20GBという数字をみて思った。
ここで有料プランのひとはブログパーツも貼り付けられる、ということになれば使う人が増えるかもしれないが、仕様を分けるのは大変なのかな?
タグ:楽天ブログ
posted by てけすた at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽天関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

自分がいわれないとわかんないよね〜

先月終りの政局は失言の嵐だったなあ。
インターネットでは失言に対するいろんな発言を読むことができて結構たのしんでしまった。
ところで、政権担当の政党にいた失言大臣は各方面からさんざん叩かれたが、彼に熱烈な声援をかけてる人々の集団がいた。おもにその人たちのことを指して
「戦前の日本やドイツ」
といった表現をした人が野党から出現。言われた人々はマスコミに対して「これは叩かないのか」といったような不満を述べていたけれども、私は、レッテル貼って他人を貶める発言が自分に向かったときに不快な思いをするということがわかってよかったね、といささか意地悪な気分で眺めていた。まあ、わかってないのかもしれなけど。
しかし野党第一党に所属するその人も、わざわざ若者を敵に回すような発言はしなきゃいいのに、と思う。だから自民党に勝てないんじゃないのかしら?
それにしても、政治家は少し人心掌握について学んだほうがいいのではあるまいか?
小泉さんにはいろいろ問題もあったけど、あれだけ支持を得たのは、まず最初に攻撃対象を自分のいる組織に向けたからなのだと思う。それが従来の政権担当政党になんとなく不満をもっていた人々にアピールしたのでしょう?
筒井康隆は、なんらかの対象を差別するような内容を書くときには、自分自身もそこに入るような対象にしている、といったようなことをいってた。
現に「銀齢の果て」は自分自身が対象年齢になったから書いたといってたし。
民衆におもねることはないけれど、戦略でもないのにわざわざ反発されるようなことをいう必要はない。
いや、一連の騒動は高度な戦略だったのか?だとすると深すぎて底が見えなさ過ぎ。
posted by てけすた at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット生活Vol.2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

治療塔惑星 大江健三郎

「近未来SF」と謳われてるこの作品はえらく政治的思想的な部分が突出している。
「新しい地球」といわれる星には「治療塔」なるものがあり、それを巡っての物語であるが、語り手はその治療塔についての調査に深く関わった人間の子供を生んだ女性である。この女性が彼とともに原爆ドームを見にいったこと、特別な才能のある子供の育児のこと、治療塔を巡っての巨大組織「スターシップ公社」とその反対組織、あるいは「新しい地球」で起こった戦闘のことなどを手紙に託している。
人間は新しい技術についていつも政治的駆け引きがあり、それが失敗して戦争になる、という状態を繰り返してるように思えてならない。そういう結果を招いてしまったあとの態度といえば、和解するか、こちらも武装して容易に攻撃させないようにするか、人間よりはるかに秀でて大きい存在を意識することで己の傲慢さを戒め、過ぎた過去を悼む、といったことくらいしかできてないように思う。でも、それだとなんだか同じところを堂々巡り、この小説内の設定でいえば、一定以上のところへ出してもらえないバリアが張り巡らされているようなもどかしさを感じてしまうのだ。
本作品の結論はそのバリアをいつか打ち破れるような伏線を残しているものの、従来のやりかたとなんら変わるものがないことにやはり無力感が残る。
人の技術は生物ひとつ生み出すことのできない未熟なものではあるけれど、だからといって大いなる存在を畏れたままという思考停止は避けたいところ。
まだひとにはそれを考え出せないのかなあ、なんてちょっとペシミスティック。
治療塔惑星 (講談社文庫 (お2-19))
治療塔惑星 (講談社文庫 (お2-19))大江 健三郎

講談社 2008-08-12
売り上げランキング : 58891


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
タグ:思想 SF
posted by てけすた at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 本のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月26日

ちくま日本文学012 中島敦

教科書によく載ってる「山月記」でおなじみの中島敦。
短い生涯で残した主要な作品は21あり、この本ではそのうち「名人伝」「李陵」など15編が収められてるとのこと。
読んでいて目立ったのは「自己懐疑」というテーマである。「李陵」で主人公が最後、己の考え方に強烈ないたたまれなさを感じることや、沙悟浄が「我」についての考えに囚われて賢人を訪ねまわる「悟浄出世」、また、「かめれおん日記」における自己分析にその傾向が見られた。
懐疑とは客観的に物事をみる第一歩であって、インテリと俗にいわれる人々は概ねそのような思考の仕方をしているようであるが、これが自分自身に向けられると毒になりがちである。
著者もそれに随分悩まされたのだろうか。「かめれおん日記」では
身体中が幾つも分れて争いを始めるのだ。外に向かって行く対象が無い時には、我と自らを噛み、さいなむより、仕方がないのだ。

といったような表現をしている部分を見かける。
しかし、自己に向かえば破壊的なこの傾向も外へ向かえば優れた批評にになるのではないか。
「巡査のいる風景」や、パラオに滞在していたときのことを書いた「雉」「マリヤン」での、戦前に書かれたとは思えないような率直な見方がそうだ。
短命であったことが惜しまれる作家だなと感じた。
中島敦 [ちくま日本文学012] (ちくま日本文学 12)
中島敦 [ちくま日本文学012] (ちくま日本文学 12)中島 敦

筑摩書房 2008-03-10
売り上げランキング : 62579


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
タグ:ちくま
posted by てけすた at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 本のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

城戸熊太郎化してきた

自分の書く記事になんとなく不満というか、何かが違うような感じがしてどうしようもない。
たとえば本の感想一つとってみても、読んだときにこんなことを書こうと考えて書き出してるつもりなのが、出来上がった文章を見ると、なんだか自分のいいたいことと微妙にずれてるような気がしてならない。でもどこがどうずれてるのかわからないので、直しようがなく、結局そのままアップしてあとでなんとなく不満になる。
この記事のタイトルに熊太郎の名前を出したが、城戸熊太郎とは町田康の小説「告白」の主人公。彼はいつも心に思ったことと実際それを言葉にした時の食い違いにノイローゼのように悩んでいる人物だ。それが対人関係や生活にまで影響して自意識過剰にして投げやりな人生になってゆくのであるが、実際その食い違いを気に病みだすと自分の言うこと書くことことごとくがイラつきや不満の元になる。
しかし、なぜその食い違いを気に病むようになってしまうのか?
これを考えてみるに、どうもクリシュナムルティじゃないけれども、理想の自分に対する現実の自分への幻滅、みたいなことと関係あるんじゃないかな。われわれ現実の自分はいつも理想の自分から転落している。
心に思ったこと、実はそれほど口にだしたことと変わらないのかもしれないのだが、実体化させてみると、考えていたこととなんだか違うふうに見えてしまう。自分ではかっこよく歩いてるつもりが、鏡でみるとどうもいまひとつ、みたいな。

くわあ、書いてるうちにいやになってきた。うまく説明でけん。
どうせ書き散らしなので今回はこれでおしまい。
posted by てけすた at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ばかばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

八犬伝(上)(下) 山田風太郎

「南総里見八犬伝」は江戸時代に書かれた長大な伝奇物であるが、この小説はそのあらすじと、著者滝沢馬琴の生活が交互に描かれる。筋立てとしては馬琴が構想しているあらすじを訪ねて来た北斎に聞かせるという設定になっていて、そのやりとりをしながら馬琴のことも一緒に提示されるという仕組み。
実際の八犬伝は講釈やら説教やらいろんなものが粉飾されてるためにかなりの量があるのだが、ここでは構想ということなので物語骨子だけが示されており、これがかなり面白い。伏姫から飛び出した八つの珠はちらばり、やがてそれはそれぞれ縁のある人物とともに登場してくる。その「犬士」たちは苦難を乗り越え、痛快な働きをするのである。
いっぽう、そんな超現実的な話を生み出す曲亭馬琴といえば、偏屈頑固で物事をきっちりしないと気のすまない、堅い人である。その性格ゆえに、いろんな人と折り合いがつかず、結構シビアな生活になってゆくのである。特に後半は家庭がかなり地獄的様相を呈し、長男も謎の病に倒れてしまう。物語部分である「虚の世界」とは対照的な「実の世界」ではある。
下巻になり、馬琴は実の世界で正義が必ずしも報われないことを嘆き、だからこそ、八犬伝という虚の世界では因果応報、正しいものが報われるようにと極端なまでのつじつまあわせを行なうようになる。
不遇な晩年の馬琴であったが、著者は最後である幸せな場面を描いている。それがじんと胸に沁みた。理解者がいるというのはいいものだ。
いつか読んでみたい南総里見八犬伝。
八犬伝〈上〉 (朝日文庫)
八犬伝〈上〉 (朝日文庫)山田 風太郎

朝日新聞社 1986-03
売り上げランキング : 409158

おすすめ平均 star
starなんて美しい小説
starまさに虚と実が混ざり合う感動の傑作
star絶品!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

八犬伝〈下〉 (朝日文庫)
八犬伝〈下〉 (朝日文庫)山田 風太郎

朝日新聞社 1986-03
売り上げランキング : 210666

おすすめ平均 star
star虚実瞑合
star馬琴と八犬伝の交錯

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
タグ:伝奇
posted by てけすた at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 本のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

「隠れメタル」をググってみた

今、アマゾンストアを開設してこのブログにもリンク貼ってるのだが、商品は自分でちゃんと選択したものを貼っておいたほうがいいみたい。
というのは、わたくし、横着してジャンルしか選択していず、あとはアマゾンさんにお任せ状態だったのだけど、「隠れメタル」というこのブログのタイトルでちょっと検索してみたら、3ページ目にこんなのが引っかかってきたのである。
kakure.jpg
まさか、アマゾンストアのページがこんな上位に引っかかってくるとは思いもしなかったので、ちょっと焦った。
それにしても、数ある本でなぜこの本のページだけが上位に引っかかってきたのか理解に苦しむ。他の本は全然引っかかってこないのである。
SEOがどうのこうのというけれど、その仕組みは全く自分には謎だ。
タグ:Amazon
posted by てけすた at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット生活Vol.2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする