この作品ではアメリカ医療のさまざまな問題が提起されている。地域医療もその一つであるが、他に医療保険制度がないために受けられる医療に格差が生じていることや、中絶反対運動の過激さなどが描かれている。
医療保険制度がないということは想像以上に手間がかかるものらしい。小説で保険会社それぞれの書式に基づいて請求書を作成しなくてはならないのでそれだけで事務の手間が膨大なものになってること、医療保険料が払えず、ましてや治療費も払えないため医者にかからないで悪化させる人がいることなどを読むと日本の医療保険制度を崩壊させてはならないな、と感じた。
また中絶反対運動の過激さは以前ニュースなどで聞いたことはあったが、焼き討ちしたり中絶を行なってる医師を殺したりという描写があるので相当過激なのだとも思った。
RJはそれにも果敢に立ち向かい、自らの信念を貫き通そうとする。
コール一族に流れる医師としての良心が彼女の中にも息づいている。
未来への扉―千年医師物語〈3〉
posted with amazlet on 08.01.19
ノア ゴードン Noah Gordon 竹内 さなみ
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心に燃える使命タグ:医療問題



