北海道なんだけど、今年は随分と寒い。
この遭難事故を後に映画仕立てにするとしたら、冒頭のシーンに
「今年は随分寒いよなあ」
とつぶやく地元民の姿を入れてみたいと考えてしまう。
そして、本筋へとすすんでゆく、ベタだが、そんなことを考えてしまうくらい寒い。
だから、某巨大掲示板でいろいろと叩かれまくってるツアー客だけど不運だったと気の毒に思うことはあるわけだ。
そうはいっても一方、同じ気候の中できちんと下山した人もいるわけで、だからこそこの事故でなにがあったのか誰かきちんと検証してくれる人がいて欲しいところだ。
しかし、登山する人っていうのはえらいと思う。
実をいえば、私も学生時代なんと3ヶ月だけワンゲル部にいたことがある。新入生の入部勧誘で「本格的な登山は登山部がやるし、ワンゲルは自転車のったり、ハイキングしたりそんなに激しいことはしないよ」としきりに言われるので、なにをトチ狂ったか入部してしまったのである。
ところが、見よ、入ってみれば、やれ何々山だ、やれ何とか山だ、と本格的な登山ばかりじゃないか。
今思えば、ワンゲル部というのは難易度が比較的低い山をもって「きつくない」といってたような気がするが、とにかく、何が悲しくて非力なのに重い荷物もって坂道を登らなければいけないのか、という不条理感に襲われ、退部したというおぼろな思い出。
だから中高年の登山ブームというのはちょっと私には理解できないのであった。
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