2016年07月28日

大きな鳥にさらわれないよう 川上弘美

久々にまともに読書しました。

今、マヤ暦に関して少し興味を持ってるけど、この小説なんかマヤ文明の概念というか価値観というか、そんな匂いのする内容だった。(どんな、って言われると困るんだけど、なんとなく感覚的に。説明の放棄でございます(笑))

それにしても、凄い小説だなあと思う。
人生の悩みのほとんどは人間関係に関するものだという話をきくが、まあ、文学や小説や物語でないと構築できない世界ってあるな、確かに。

どうもしばらく感想書いてないからうまいこと伝えられないわ。ただ、人は少なくとも人間の心については永遠に「正しい」判断を下せないだろうし、だから人生は複雑なのだし、だから「面白い」と思うのかもしれないなあ、と思った。設定はSFとかファンタジーだけど、ここに出てくる物語って一度はどこかで体験した感情じゃないかなあ、なんて感じたのである。
大きな鳥にさらわれないよう
大きな鳥にさらわれないよう川上 弘美

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2016年07月27日

誰に向けられた声明か?

相模原殺傷に関する毎日新聞の記事から。
強い憤り…障害者団体が声明
毎日新聞2016年7月27日 11時37分(最終更新 7月27日 11時37分)
相模原市の障害者施設殺傷事件を受けて、障害者や家族でつくる団体が相次いで声明を発表した。

 知的障害者やその家族でつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」は26日夜、ホームページで「職員体制の薄い時間帯を突き、抵抗できない知的障害のある人を狙った計画的かつ凶悪残忍な犯行であり、到底許すことはできない」と強い憤りを表明した。その上で「障害のある人一人ひとりの命の重さに思いをはせてほしい」と訴えた。

 また、NPO法人「DPI(障害者インターナショナル)日本会議」も27日に声明を出した。植松聖容疑者が「障害者なんていなくなればいい」などと供述していると報じられている点に触れ、「事実だとすると、障害者を『あってはならない存在』とする優生思想に基づく行為に他ならない」と非難。「事件にひるむことなく、障害者の生命と尊厳が守られ、さまざまな権利が行使できるように、活動をよりいっそう強める決意だ」としている。【飯山太郎】
http://mainichi.jp/articles/20160727/k00/00e/040/267000c

偏見を助長しない報道を NPOが要望書
毎日新聞2016年7月27日 00時03分(最終更新 7月27日 00時04分)
相模原の障害者施設殺傷事件で、精神疾患の当事者支援に取り組んでいるNPO法人地域精神保健福祉機構(略称コンボ)は26日、当事者への偏見を助長しないよう配慮した報道を求め、報道各社に緊急の要望書を提出した。事件を巡っては、逮捕された(記事中の氏名は引用するとき削除しました…管理人より)容疑者(26)が精神保健福祉法に基づき措置入院していたなどと報じられている。

 コンボは「精神科病院に入院」などと報じると、事件の原因が疾患にあるという印象を読者に与え、偏見を助長するとしている。2001年の大阪教育大付属池田小の児童殺傷事件では、「精神障害者の犯行」と伝えられ、当事者に大きな報道被害を与えたという。

(共同)
http://mainichi.jp/articles/20160727/k00/00m/040/184000c

この事件は、元職員が施設の入所者を次々殺傷した近年まれにみる凶悪事件として報道された。容疑者がなにを考えてこのような事件を起こしたのか、彼が書いたとされる衆議院議長への手紙や最近の行動からするとかなり解明には困難がつきまといそうな感じがする。

こういう事件に関する関係者やその周辺の人々の声明が報道されるたびに、彼らは本当は誰に訴えたいのかもやもやしてしまう。直接には関係者に訴えてはいる形にはなるが、どこかもっと漠然曖昧とした怪物に挑んでいるような気がする。少し前に読んだキルケゴールなんぞ思い出してしまうのです。

概念的生成物に対する彼の見方は、「現代の批判」で、公衆とジャーナリズムについて語るときに、現代にも通ずる警告が秘められている。何事にも分別をもつような時代では、ジャーナリズムの助けをへて「公衆」という化け物を生み出すこと。これが誰にでもあるくせに誰でもないという幻影であり、これがしばしば退屈しのぎに、いけにえを求める
(過去記事より―キルケゴール 死にいたる病 現代の批判)

さすがに退屈しのぎの生贄とはこの場合当てはまらないが、それでも 「一部の人たちが特別な人に…」という感情はちょっと穿り返せば見つかるのではあるまいか?ここで私はだから有効的な対策を考えろという話をしたいわけではない。むしろ考え方としては逆で有効策などないと思う。有効策などない、という覚悟をすることで、私たちはこれらの声明に対して真剣に自らの在り方を問うことができるのではないかと思う。曖昧模糊とした怪物は自分であるかもしれないという自覚。

posted by てけすた at 12:34| Comment(2) | TrackBack(0) | メディアいろいろ | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

“マヤ文明のピラミッドの下に水路発見、死者の国への通路か”

うわ、なんというシンクロでせうかw
マヤ文明のピラミッドの下に水路発見、死者の国への通路か

記事が消えるかもしれんので、文章だけ転載。
【AFP=時事】メキシコの考古学者らはこのたび、古代マヤ文明の国王の墳墓があるピラミッドの下に水路があることを発見した。この水路は死者の国へと続く象徴的な通路を表していた可能性があるという。

 国立人類学歴史学研究所(INAH)の25日の発表によると、水路が発見されたのは、同国南部チアパス(Chiapas)州の古代マヤ都市、パレンケ(Palenque)にある碑銘の神殿(Temple of the Inscriptions)の下。この神殿には7世紀のパカル大王(Pakal the Great)の墳墓がある。

 墓碑銘には、死者の国に受け入れられるには、死者はチャク(Chaac)神の水に身を沈めなければならないと書かれている。

 INAHによると、この地下水路は、さまざまな水位で多方向に延びており、ピラミッドよりも「かなり以前に」建設されたものだという。発見当時、主要な水路にまだ水の流れがあったことから、水源は天然の湧き水の可能性もある。地下水路の全長や起点となる場所は明らかになっていない。

 パレンケの考古学専門家のアルノルド・ゴンザレス(Arnoldo Gonzalez)氏は、水路が給排水施設の一部であった可能性も排除していないが、古代パレンケの住民らが、パカル大王を死者の国の池へと導く通路を作るため、象徴的にこうした水路を設計した可能性も検討しなければならないとしている。

 水路は、超音波探知機で発見され、小型車に搭載されたカメラが、巨大な石でできた水路の存在を確認した。

【翻訳編集】AFPBB News

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余談。
ちょっと興味が出てきてしまったので、実は昨日こんな本などAmazonでポチってしまったのだった。
マヤ文明 聖なる時間の書―現代マヤ・シャーマンとの対話
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2016年07月25日

正しいツォルキンはどれよ?

昨日kin個人年表の話を書いたが。
http://tekesuta.seesaa.net/article/440380480.html

そのあとで、おもろいからとさらにネット上を検索していたらなんかとてつもない記事がひっかかったのである。
【マヤ暦占い】 インターネット上にあふれるマヤ暦占いの選び方―まどゐ。

記事を読むと、西暦をマヤ暦に変換したもので算出しないと正確なものがでないという。ネット上にはそうでないものもあるので、調べてみること。というような趣旨のことが書いてある。
そこで記事でリンクされているツールで調べてみたら、昨日の記事とは別のkinになった…

理屈はわかる。この記事で言っているのは、例えていうなら干支は陰暦で見るもので、立春で区切るのに、今の暦を使って1月1日から2月3日の人は前の年の干支になるのに、今年の干支になってる、というような話なんだと思う。

実際、前からマヤ暦占いのことは知らないわけではなかったが、自分のkinの特徴がどうも今一つあやふやで自分に当てはまらない感じがしていたのだよね。だから占い好きにしては珍しくあまり興味を持たなかったのだけど、ここで出した新しいkinでみると、他の人から見たらどうかは知らないが、自分が自分に思っていること、興味の対象がいちいち腑に落ちるのである。

じゃあ、昨日の記事の年表はどうなんだ?という話になるが、周期的にはだいたいあってるのよ。ただ、あれの色は変わってくるので、どういう風になるのだか。出し方を知らないのでもし出せるようだったら検証してみるつもりではある。

posted by てけすた at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット 雑談 | 更新情報をチェックする

2016年07月24日

マヤ暦個人誕生kin年表

マヤ文明のことが気になっていたので、いろいろと閲覧していた。
その中でマヤ暦での占いがあって、人生の流れを知ることができるかもしれない、という個人年表を作ってくれるところがあったので、ちょっとためしにやってみた。

マヤ暦神聖暦ツォルキン 個人Kin年表
フォームにデータを入れて送信すると、メールで返信してくれる。
この年表だが、サンプルに読み方が書いてあるとおり、13年周期で起承転結を繰り返していくということだ。それで自分の年表を見たら、結構この流れに乗っているので、なんか感心してしまった。

8歳から赤い時代に入っている。ここが「起」であってまあ、学校へ入学して、というのは6歳だけど、実はこの年に新しい学区になって学校が変わっているのよ。だからまんざら時期がずれているわけでもない。
次に白の「鍛錬」は文字通り、就活から始まる社会人への道のりの時代でもあった。
さて、次の13年は青の時代だが、ここは転機を迎える時代だという。
ふっ。いろんな意味でねえ、転機も転機、というかむしろ「雌伏」時代。ここの時代もうずっと続くのかと思っていたのだが。

なんと青の時代の生活から価値観ががらりと変わるようなことが起こって、それはたまたまその時期だったのか、と思ってたのだけど、年表みたら黄色の時代に変換した年なんだよね。いや、なにがびっくりってここの変わり目がびっくりだわ。

わたし自身は今まで生きていて、どうも7年とか14年周期で物事が回っている感じがしていたのだけど、マヤ暦は13年だからそれに近いまわり方をしているため、共鳴しやすかったのかもしれない。干支の12年周期ってどうも自分の感覚とリズムが合わないような気がしていた。

この間の自分がたりから面白いもの見つけてしまったな。
参考:読書と癒し―隠れメタル

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個人kin年表をつくっているサイトのトップはこちらになります。
マヤ暦 神聖暦ツォルキン
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【7.25追記】
ツォルキンの出し方に諸説があるようです。
自記事
http://tekesuta.seesaa.net/article/440392938.html

posted by てけすた at 22:21| Comment(2) | TrackBack(0) | ネット 雑談 | 更新情報をチェックする

2016年07月19日

アメジストのブレス

例によりマクラメコードを使ってブレスづくり
KIMG0164.JPG
今回はアメジストとハウライト、そして水晶を使う。
大きいのがアメジストと水晶で、小さく4つ組にしたのがハウライト。
作っているときに、家族がのぞきにきて
「うまくなったら作ってもらおうかな」
とかいっていたのだけど、
できあがって腕にはめてみたら、なんだか小学生のビーズ作品のような。
デザインがあかんのかなあ。
洗練されたデザインをみつけてこなくては。
posted by てけすた at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 雑記 | 更新情報をチェックする

2016年07月13日

読書と癒し

大層なタイトルになったが、たまに自分語りも書きたいので、お許しを。

人類が生まれてからかなりの歴史的時間が刻まれている。先史時代のことは記録にないのであまり意識に上らないが、記録に残るような歴史的時間が始まったあたりから、誰しもが好きな時代、嫌いな時代、といったように感情的に左右される時空があると思う。

私の場合、どういうわけか日本の幕末から維新にかけての時代に嫌悪感を覚えていた。内乱が嫌なのかというとそういうわけでもなくて、例えば同じ戦争の時代でも戦国時代はむしろ好きな時代なのである。もっともこの時代は物語的に面白いエピソード満載なのでそちらに興味があるだけなのかもしれない。でも、それにしたって、幕末だって面白いエピソードはあるのに、なにか嫌いなのだよね。

だからある時、歴史の読み物がシリーズで出されたときにわたしは戦国時代までしか揃えず、そのあとはとうとう揃えなかった。江戸時代そのものが興味なかったのだろうか?

いわゆる娯楽小説としての歴史小説時代小説は若いころ読んだことがなかったのだが、あるとき図書館にて気になるタイトルの本を見かけた。それが藤沢周平の時代小説で、読んでみるとそのファンタジー的要素の大きい部分に開眼してその後、「一平二太郎」をはじめとする時代小説歴史小説を読み漁る時代に突入した。だが、それでも幕末時代の歴史小説は読まなかった。

そうやってある程度知名度のある作家の本をあらかた読んだ頃か。山田風太郎に出会う。最初に「新曲崩壊」などというタイトルにつられて読んだが、これがよくなかった。スカトロネタ満載のパロディで、しかもあまり面白くないので、山田風太郎といえば伝奇小説で人気を博したはずだが、と首をひねったものである。しかし、そのあとで「柳生十兵衛死す」という気になるタイトルの本を見かけたので、一応ためしに、と読んだらこれが大当たりだった。以後しばらく山田風太郎の本にはまることになる。

山田風太郎自身が自信作と推す一連のシリーズがある。維新後の明治時代を舞台とした伝奇小説である。特徴としては幕末から維新にかけて敗北した側のその後を史実をもとに大きく解釈を変えて小説にしたものだ。そこには日本の未来を背負って立つ薩長とは対照的に、その強引な手腕に対し意義を唱えるものたち、犠牲になったものたちの意地が描かれており、このシリーズを読んでいくうちに、わたしは昔からあった明治維新嫌いが消えていくのを感じたのである。

明治維新嫌いが消えたところで、歴史小説好きには有名な司馬遼太郎の幕末関係の小説をようやく読み始めることができて、そこで吉田松陰とか高杉晋作とかがなぜ人気あるのかようやく理解ができたのである。

私がなぜ維新嫌いになっていたのか自分でもわからないが、どこかに誤解があったのだろう。この時代大好き♡というわけではないが、少なくともこの時代の話はあまり聞きたくない、という嫌悪感はなくなった。そして不思議なことにこのあたりで歴史小説に対しての興味が一気になくなり、居眠り磐音を最後に時代小説歴史小説を読まなくなった。

さて、維新嫌いは消えたが、今あらたに浮上しているそこはかとない嫌悪感の時空がある。スピリチュアル好きには理解されないかもしれないが、マヤの時代というかマヤ文明に実はこのところの違和感を感じている。昔はあまり興味がないということもあったのだが、その割に雑誌ムーで取り上げられていたナワリズムとかには興味があったので、この齟齬が不思議だ。どこかに誤解があるのかもしれない。妄想的には過去生でスペイン人で不幸な接触があったとか。もっとも、感覚としてはそれじゃないような気もするんですが。この嫌悪感も解放できるといいなと思っている。
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2016年07月08日

鬱屈精神科医占いにすがる 春日武彦

タイトルがひと昔前のサブカルチックで古臭いイメージから逃れられない。が、内容を読むと著者が占いと心理や精神科のカウンセリングがそれほど違わないこと、これを自らの体験として文章化したことの意義は結構大きいかもしれない。まあ、これは私の単純な感想なのだけど、今の世の中悩みがあったら一般的には医者にかかれ、っていうでしょ?でもそれだけではないと言うことをみんな知っていてもらいたい部分があるのよね。

さらにその鬱屈から自らの成育史を述べ、母との関係について文章にしていっている。その中で、著者は自分の生きる意味について、人生の中に類似や相似を見つけて、自分なりの秩序を見て取る、というようなことを書かれていて、この占いの件についてもその一つの表れなのだな、と気がついた。

そう考えると、精神医学というのはそれ自体が何かの模倣であるような分野だな。
文学の模倣、占いや呪術の模倣、身体医学の模倣、ああ、なにより医学というものがなにかの模倣のような気がしてきた。
今思いついたのだけど、スピリチュアルなところで「これは宗教ではありません」という言葉を見かけることがあって、でもやってることがやっぱり宗教にしか見えないことがある。宗教というとどうもうさん臭いイメージがあるから。
それと同じで、精神医学も「これは占いではありません」という文言で商売やってるのかもしれないなあ。

鬱屈精神科医、占いにすがる
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2016年07月03日

新作ブレス

久々にブレスづくり。3連ものっぽく見せてみた。
以前より少しまともになってきたような気がする…
手前みそかもしれんが。
16.7.3.jpg

使った石とコード
ホークスアイ6mm
オニキス4mm
ヘマタイト4mm
オーロラクォーツ6mm
マイクロマクラメコード0.7mm 黒
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