2015年10月27日

喘息治療薬レルベア エリプタ

先日カゼを引いた後に、喘息の発作を久々に起こしてしまった。
幸いなことに定期通院の日が近かったので、それを待って行ってきたのだが、カゼで気管支炎を起こしての喘息発作ということで、抗生物質などが処方された。
で、喘息もひどいので、新しい吸入薬を処方してくれることになった。
それが、タイトルの「レルベア」である。
KIMG0055.JPG
なんでも、この薬今までと違って一日一回の吸入で済むそうなので、ちょっと知らない間に薬も進歩してるものだなあ、なんて感心してしまった。
なにより、グラクソ社の感心するところは容器の秀逸さ。他社のはめんどくさいのが多いのだが、G社に関してはディスカスとかこのエリプタとか回数も手間も実にわかりやすい。もしかして薬の開発と同じくらい投資してるかも、なんて思うくらいの出来栄え。

発売は2013年ということでインターネット上で少々検索してみたけど、効能より吸いやすさに注目が集まってる。まあ、喘息の薬の開発としては頭打ちになってきてるのかな。もっぱら使いやすさのほうになってるものね。
さて、この薬どう効きますか。

posted by てけすた at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 病弱日記(喘息とか) | 更新情報をチェックする

2015年10月26日

某フナイさんではないけど本物が大切だ。

ジコケーハツみたいなタイトルでごめんねw

前に野口晴哉さんの評伝の感想書いたことあったの覚えてる?
あれ読んで、なんかこの野口さんという人はなかなか鋭い人だなあ、と思っていたのだが、ここ数か月、彼のいった言葉を痛感、というか理解できるような生活を送っていて、今日はそのことについて書きたい。

野口さんはお孫さんとよく出かけて、買い物などしてくる。ある日奥様の昭子さんはみんなで一斉に出かけたときにそのお孫さんが出先で買ってほしいとねだったものが少々高かったので、別なものを勧めたりして、でもその子が満足しなくて、別なものを次々とねだるので閉口したそうだ。
あとで、野口さんが、昭子さんに、その時本当にほしいものを与えないと人は満足しない、というようなことをしゃべり、「あなたには高い買い物をさせられたよ」とこぼしたという。

このエピソード、読んだときにかなり印象に残っていて、それから自分自身がそうだな、と痛感するようなことを体験したりして、改めて野口さんの的確さに感心したのだよ。
で、そのことを日常生活で考えてみると、例えば食べ物とかそのときに本当に食べたいものを食べないと似たような代替品ではいつまでも満足できてないな、ということに気が付いたりして、なかなかのライフハック。
肉が食べたいときに、健康のためと称して野菜ばっかり食べててもなんか充実しないんだよね。
わたくし、数年前に歯周病対策で甘いものやめたことがある。もともと甘いものは好きだけど、少量でいいという立場だったから結構食べなくても我慢できてたんだが、そしてそうやってわたしストイック、すげーとか悦にいってたときに、突発性難聴。
関連性あるかどうか知りませんよw でもそういう流れがあったし、あとなんか充実して趣味のこととかやってるときにはおなかあんまり減らなくて食べ物少量で済んだりする。だから、本当に自分の欲していることをやってるときや、手に入れてると、ばかみたいに欲望を満足させなくてもいいんじゃないかと思うのだ。

世の中は代替品に満ちている。自分の本当に欲しているものが目くらましされてるような気がするな。それは多すぎる情報量と他人指向が影響しているかもしれない。加えて、もっと連想を大きくすると、世の中欲望で動いている、とはいうけれども、その欲望のほとんどが自分の欲しいものを見つけるための欲望であって、あらかじめ本当に欲しいものであることはほんのわずかではないのか?と思うわけだ。

だからフナイさんが「本物、本物」とか騒いでいたわけだな、とか昔読み漁ったジコケーハツを懐かしく思い出すのさ。

せっかくなので、野口さんの評伝改めて本紹介しとくわ
回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3)
回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3)野口 昭子

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posted by てけすた at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 本 (その他雑談) | 更新情報をチェックする

2015年10月10日

空海 高村薫

空海ゆかりの地を取材しながらその人物像にせまる。
著者は空海を「まるで二人の人間がいるような」
というようなことを言っている。宗教家としての空海と事業家としての空海。

各地を巡り、話を聞き、資料にあたりながら、著者が最も関心を持ったのは、神秘体験とでもいうような身体体験と信仰心の関係だった。
密教の理論というよりは感覚的悟りのような教えは空海の身体体験のインパクトがなからしめているのではないかと推測する。

本の真ん中あたりで、密教法具の壮麗さに触れているが、これら身体感覚を刺激する法具が身体体験と一体になり、入我我入の装置となりつつ、やがて神秘体験として装置ではなく身体の一部として働くのかもしれないと著者はいう。
この意識と物質に関しての薄い境界は今なら迷信と片付けられてしまうであろうが、匂いや音や光は今でも意識を変えていく装置として古びているわけではない。自分の身体の延長として感じられるそれらの法具は神羅万象が仏に満ちている密教の世界にいかにもふさわしい仕掛けのようだ。

また、修行者としての空海と信仰の対象としての弘法大師、これにはやはり歴史の流れと密接にかかわっている。高野山と浄土思想との結びつきなどに触れて、このことについての文章もある。
空海
空海高村 薫

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posted by てけすた at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 本 (国内) 小説以外の著書 | 更新情報をチェックする

電子書籍に挑戦中

人から紹介された本があって、amazonで見てみると、kindleで無料になってる。これはいい機会だからと電子書籍で読んでみることにした。
もともとpcで電子書籍読むのは結構疲れるたちでそれが姿勢に由来するのか画面に由来するのかよくわかってなかった。この間購入したスマホなら姿勢は本を読むときとあまり変わらないので、もっと楽に読めるかなと思ったわけだ。

早速リーダーアプリをインストールして本を買う。
開いてみると、行数がそれほど多くないのですらすらと読み進めていける気分になれるのがよい。なんか紙の本より自分が優秀な気分になれてしまうwおまけに、しおりもすぐつけられるし、使い勝手はpcよりかなり良い。
ところが、問題があった。
5分も読んでると目が痛くなってくるのである。pcで読むと5分も持たないで疲れてブログの一記事ぶんくらいでやめてしまうよりはましだが、それでも5分。紙の本だと眠くなって5分というのはあるが、目が疲れて、というのはなかったな。
背景の色が選べるので、黒地に白文字にしてみた。
これだと、白よりまぶしくなくてよい。これなら大丈夫かな、と読み始めたが、やはり10分もすると今度は目に文字の残像が焼き付いてしまい、ちょっと違和感。

電子書籍、かなり使い勝手良いのだけど、目に対するやさしさに難点がありだな。
スマホでなくて、電子書籍専用のリーダーだと、もっと読みやすい画面になってるのだろうか?
目への対応がもっと良くなれば、これかなり自分で使いそうだなあ、と感じた。
マンガとかならいいのかも。
posted by てけすた at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 本 (その他雑談) | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

法の書 アレイスター・クロウリー

帯がすごい文言

“いま禁断の書の封印が開かれる!!クロウリーが明かす悪魔の福音書”

ということで袋とじになっている。なってない部分は彼の前半生についての解説。それによると資産家ながらかなりのファンダメンタリズムなキリスト教派だった父親とその環境の中で誤解を受けたことがきっかけで、のちにいろんなことを言われる“魔術師”への道をゆくことになった経緯がつづられている。その解説を書いた人は生涯人間と冗談を愛した男、と彼を評したが、トートタロット作成のもととなる「トートの書」とかこの本とか読むと、ほんと、この人、本気か冗談かわからないよな、と思うことしばしば。

とはいえ、あれだけ世間の注目を浴びるからには、本気モードは入ってないとできないことではあるし、彼自身テレマ教?の教祖としては
「汝の意志するところを行え。これこそ<法>のすべてとならん。」
ということだし、冗談を本気で行った、というところなのだろう。
これは、ファンダメンタリズムなキリスト教を信奉する深刻なまでの真面目さとは対照的な態度である。

さて、肝心の「法の書」であるが。
…すいません、理解できませんでした。
エジプトの神々の名称もよく知らない、ということもあるが、知っていてもほかにオカルトのいろんな知識が入ってくるので、頭で理解するのは難しい。感覚とか直感とかそういうものが、この文章と響く人は理解しなくてもわかるのだろうな、という感じ。
でも、自然の非情さ、ということをこうした啓示として文章にあらわされてるな、と思ってちょっと感激した部分はあった。3章16節
約束通りのことを手中に収められるものと、あまり熱っぽく期待するでない。呪いを受けることを恐れるでない。汝らは、汝らでさえも、ここに記されたことの意味をすべて承知しているわけではないのだ。

以下、激烈な言葉が続くわけだが、そうしたものを読むと人生はまさに闘いとか思ってしまうよな。

関係ないけど、心理テストがあって、その中で答え合わせで自分の人生をあらわしてるという部分があった。そこの答えには思いついた歌のタイトルを書くことになっていたのだが、わたしはそこに「江差追分」と書いたわけだった。あの唄はなかなかに哀しいものがあるよなあ。といっても、自分遠くの土地で頑張ってるわけではないんだけど、生まれてくる、ということがそういったことなのかもしれず。
蝦夷地に骨を埋めた人びとの哀しみの想いを唄にたくして
江差追分の心をもとめて―ウェブマガジンカムイミンタラ


法の書
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ラベル:オカルト 英文学
posted by てけすた at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 本 (翻訳もの) | 更新情報をチェックする

2015年10月01日

2015年9月読了本

期間 : 2015年09月
読了数 : 2 冊
紋切型辞典 (平凡社ライブラリー (268))
G.フローベール / 平凡社 (1998-11)
読了日:2015年9月23日
“ロード と呼ばれるのは金満家のイギリス人”←今でも変わらんね。
エリアーデ著作集 第6巻 悪魔と両性具有
ミルチャ・エリアーデ / せりか書房 (1985-11)
読了日:2015年9月5日
posted by てけすた at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 本 (その他雑談) | 更新情報をチェックする