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2014年04月05日

読了本 2014年3月

期間 : 2014年03月
読了数 : 8 冊
パブロ・カザルス 鳥の歌 (ちくま文庫)
ジュリアン・ロイド ウェッバー , Julian Lloyd Webber / 筑摩書房 (1996-09)
読了日:2014年3月30日
カザルスのヒユーマニティと自由に対する音楽の役割への信念というものが伝わってくる。ど同時に茶目っ気のある部分もかいま見ることができた。これを読んでまた無伴奏チェロ組曲を聴くと格別。
コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)
井筒 俊彦 / 岩波書店 (1957-11-25)
読了日:2014年3月29日
割注を読みながら見ていくと、当時としては残酷な風習に対抗するような合理的判断の部分も見られる。宗教の勃興とは常にこうした体制の改革として始まるものなのだな、と思った。
サテュリコン―古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫)
ガイウス ペトロニウス / 岩波書店 (1991-07-16)
読了日:2014年3月22日
サテュリコンが無類の悪漢小説だけに、併載されたセネカの諷刺短篇が気の毒なくらい見劣りがしてしまう。セネカは高潔なことばかり書いておればよいのではあるまいか。
モンテーニュ / 筑摩書房 (1968-03)
読了日:2014年3月19日
3巻になってくると前半より面白くなってくる。自身の病気から得た人生訓炸裂で、少なくとも中年以降、とかく体を壊しがちな人たちには共感できるような内容じゃないかな。病気は悪いことばかりじゃない。
中井 久夫 / 岩波書店 (1990-07-13)
読了日:2014年3月14日
精神科医と売春婦の共通性に言及したくだりを読んで、いや本当にきれいごとではすまない世界なんだなと思った。もちろん精神科医に限ったことではないと思う。医者って権威ではあるけれどもそのあたりのことに自覚的な医者がどのくらいいるものやら。
日輪にあらず 軍師黒田官兵衛 (徳間文庫 う 9-32)
上田秀人 / 徳間書店 (2013-11-01)
読了日:2014年3月9日
官兵衛の目を通して、彼が遣えた権力者たちが語られる。彼の聡明さと権力者たちの実力が手に取るように読めて面白い。最後のほう、秀吉の朝鮮侵略にあたり、官兵衛の感想がふるってる。現代においてもいつの間にかそんな風にならないことを祈りつつ。
E.T.A. ホフマン / 筑摩書房 (1987-05)
読了日:2014年3月5日
いやほんとホフマンの小説って頭おかしいよね。ジーリオ君が秀逸すぎる。
創作の極意と掟
筒井 康隆 / 講談社 (2014-02-26)
読了日:2014年3月2日
「妄想」の項目はお気に入りの一節。私は文士に限らず、人が吐き気を催すほどに妄想を追求したら、少しはましな世界になるのではないかと考えるクチで「考えただけで姦淫」などとイエスがいうのは考えるなということじゃなくてそれほどまでに妄想してしまう人間の意識というものに目を向けろといういみじゃないかと思うのだ。(適当)
posted by てけすた at 07:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本 (その他雑談)| edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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