小説家兼ロッカー兼デザイナー兼VJ兼フリーターという職業柄…といった表現は幾つかの作品に使われてるのだが、それがいずれも最後に「フリーター」とつけてしまう可笑しさ。また町田康作品特有の自意識過剰さが随筆にありがちな言い回しのパロディと化してしまってる、そのユニークさ、などといったことが私にそう感じさせてるのだろう。
爆笑したのは「男の随筆」
書き出しに
この原稿をいま**で書いている、なんて書き出しの随筆をときおり読むけどカコイイね。ときて、能書き垂れずに核心をつくような感がいいというのだが、その実それを自分でやってしまうにはテレがあるのかくだくだと能書きを垂れ始めるのである。そしてようやく、自分もその書き出しをした後の「やってしまった」感とそれに続く能書き垂れながらの文章がなんとも自意識むんむんで面白かった。
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