2007年12月28日

不連続殺人事件 坂口安吾

推理小説というのはあまり読まないのだが、この作品は面白いという噂を聞きつけ、坂口安吾だし挑戦してみようと思い立って読み始めた。
解説やちょっと見聞きした評判ではトリックが素晴らしいとのこと、私はあまりこのジャンルを読まないのでどの程度優れてるのか判断しにくいのだが、感心したことは確かである。 出てくる登場人物についての描写、また登場人物に言わせる言葉がなんとも箴言チックで毒があり面白い。仮に推理小説という形をとらずに書かれたものであっても自分としては面白く読めたのではないだろうか、と思うくらい好きな語句がたくさん出てくる。ここに書き出したいくらいだが推理小説であるためそれは自粛。
しかし、一昔前の渾名のつけかたっていうのは今からみるとちょっと変わってる。
アタマへピンとくるからアタピンですか。
不連続殺人事件 (角川文庫)
坂口 安吾
角川書店 (2006/10)
売り上げランキング: 182340
おすすめ度の平均: 4.0
5 日本推理小説の最高峰の一つで世界に誇れる名作
4 今なお色あせぬ名作
4 不連続とした理由
タグ:推理小説
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2007年12月26日

ブログ内検索はどこへいったのか、楽天ブログ

楽天の検索ボックスはあまり使ってなかったのだが、この間探してるちょっと古い記事の行方がわからなくなりそれを使おうと思ったら……
「このブログで」ボタンがなくなっている。そしてその下にタグ検索があって、それはブログを検索できるようになってるんだが、困ったことに私は記事にほとんどタグをつけてなかったのであった。
いやー、一体いつこんな風に変わったんだか。もうだいぶ前からなんだろうかなあ?ちょっと使ってなかったのでわからないや。
しかしタグ検索があればブログ内検索は必要ないとでもおっしゃるのですか?楽天スタッフの方。
おおよその記事の中身はタグをつけていればわかるだろうが、そうでない文言を探すこともあるので、ブログ内検索はなくして欲しくなかった(泣
と、あまりその機能を使ってない私がいうのもなんですか。
仕方ないので借りてるサーバーにサイト内検索ボックスのページを作った。
そして、これをIFRAMEで…ってこのタグ使えないんだよなあ、ちくしょうううう。
まあ、ご訪問の方が頻繁に使うこともないだろうから、とりあえずお気に入りリンクにいれといた。
はあ、まったく手間がかかるブログだな、あそこは。
タグ:楽天ブログ
posted by てけすた at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽天関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月25日

喘息と本と私(書き散らし)

喘息で発作を起こしてしまうと薬代がかかってしまう。なんとなくそんなことで汲々としてるのがいやになって、とうとうこの間病院へいったときにかかった治療費とほぼ同じ金額をはたいて本を買い込んだ。
IMG_0002_1.jpg
カバーがついてるのはエロ本です(嘘

文庫とはいえこれだけの冊数を買えてしまうということにため息。
つくづく健康は宝物だと思える今日この頃。

ところで薬、パルミコートは小窓に赤いしるしがでてきてから20回使えると取り扱い説明書には書いてあったけど、実際はいつも16回でしるしが一番下まできてしまう。あのカウンターは適当臭いな。
タグ:喘息
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2007年12月24日

死、それは成長の最終段階(続死ぬ瞬間) E・キューブラー・ロス

序説でこの本の目的を「さまざまな民族・文化・宗教・哲学にみられる、死に対する考え方を紹介することによって、読者に、死とその過程の多種多様な面を知ってもらうことである」としている。
紹介された論文、手記は医学に携わるもの、宗教者、末期患者、親しい人を亡くした人などさまざまな立場の人に及ぶ。
その中で一貫してる考えは「死を忌むべきもの、避けるもの」ではない、ということであろう。
おもにアメリカの当時の状況が死をそのように考える傾向が強かったこともあり、それを是正するためにそのような論文が集められたのだと思われる。
これらの文の中でムワリム・イムラという牧師がこの本に寄せた一文が興味深い。
曰く(末期患者の観察するという調査について)「死ぬ過程とは、新しい状況から生まれた新しい人生を懸命に生きる過程だということがはっきり示された…」と述べ、ここからそういう人たちの心的な特徴を一通り記述したあと、「人生の中で重要な転機にさしかかったとき、私たちは死に瀕している患者とまったく同じように、図にしめした五段階(末期患者の過程として否認→怒り→取引→抑鬱→受容という段階を経るというロスの説のこと)を通り抜けるのである」と結論づけている。
死ぬことと人生の様々な状況を乗り越えて生きようとすることは実は同じなのではないだろうか、というメッセージが聞こえてくるようである。
死、それは成長の最終段階―続 死ぬ瞬間 (中公文庫)
エリザベス キューブラー・ロス Elisabeth K¨ubler‐Ross 鈴木 晶
中央公論新社 (2001/11)
売り上げランキング: 47692
おすすめ度の平均: 3.5
3 観念論的で難解な専門家の論文集
4 基本が無いとちょっと難しいかな???
タグ: 人生
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2007年12月21日

よろずや平四郎活人剣(上)(下) 藤沢周平

神名平四郎は旗本の子弟だが妾腹の子で冷や飯食いの身である。家を飛び出し仲間と道場を開こうとするが頓挫する。いまさら家に戻るのも気がひけると思案しこのまま生活していくため考え出した商売が「よろず揉め事仲裁屋」。口銭をもらって穏便に仲裁しようという商売だ。
一方家では兄が水野忠邦の改革に伴う摩擦で奔走しており、末弟である平四郎は兄の言いつけでそれに関する仕事にも関わる。
よろず仲裁屋の商売話の連作短篇と平四郎の身辺と改革についての1つの長編とが一緒になってる形式で、単に平四郎の活躍ぶりを楽しむこともできるし、あるいは享保の改革を庶民の側からみたものと実際に関わってるものからみたものの両方から読むこともできる。
藤沢周平のこの手の作品に「用心棒日月抄」もあるが、どちらも庶民の切々とした悩みをすくい上げて描き出しており、それを良心に基づいて解決を計ろうとする主人公の真っ当さに惹かれる。もちろん彼とて聖人君主ではないので計算高いところもあるし、彼と付き合いがある人間がすべて正直者でよい人間というわけでもない。
だがそこに単なる正義感を上回る人としての暖かさをみるようでなぜか心が和むのである。
よろずや平四郎活人剣〈上〉 (文春文庫)
藤沢 周平
文藝春秋 (2003/12)
売り上げランキング: 20247
おすすめ度の平均: 5.0
4 夫婦喧嘩から、果し合いまで、モメゴト何でも請け負います。
5 やっぱり良いですね…
5 よかったぁ

よろずや平四郎活人剣〈下〉 (文春文庫)
藤沢 周平
文藝春秋 (2003/12)
売り上げランキング: 45864
おすすめ度の平均: 4.5
4 若いのに、腹も据わって、腕も立つ。平四郎の冴えを見よ!
5 市井+剣豪の藤沢作品の両面が楽しめる面白い本です
タグ:時代物
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2007年12月19日

はてなハイク

ミニブログなるものがいくつかあるが、どうも使いどころがわからなかった。一つアカウントとるとすぐ使えるミニブログのサービスで2〜3回書いたがさして面白くもなし。すでにここで適当なこと書き散らしてるのだからいまさら別の場所で書くこともなし。
だから、あれはSNSみたいに知り合いがいて楽しむものだろうと思っていたのだった。
然るに、先週始まった「はてなハイク」ですよ。
はてなだし、ここはまたお互い言及しあって揚げ足取りの応酬の場所になるのかと思いきや、意外な展開を見せている。
私が思ったことを一言で表すと

ネタの社交場

タイトルと本文を書くところに分かれていてそのタイトル部分はキーワードと呼ばれてるが、これが「お題」となってみんなでネタを披露しあってる感があるのだね。
これは観てるほうも結構面白く読める。
さらにはてなスター制度がこの傾向に拍車をかけてるようだなあ。
ところで、ハイクという名がついてるが俳句を投稿してくる人はほとんど見かけない。
タグ:はてな
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2007年12月17日

「死ぬ瞬間」と死後の生 E・キューブラー・ロス

様々な臨終場面に立ち会ったり、死の床についてる患者たちと対話することで生と死について発言し続けてきた精神科医、キューブラー・ロスの講演をまとめたものである。
人は死が近づいたとき、自分でいつ死ぬのか知っているのだという。
ロスは、この人生で怒りや悲しみなどマイナスの感情を内に溜め込んでしまうことは遣り残した仕事となってしまう。頭で考えることに縛られず、直観を大事にしてやりたいことをやらなければ娼婦のような人生(なにかある理由のために生きる、他の人の顔色を伺いながら生きる)になってしまう、と述べている。
臨死体験や死後の世界のことなど、その出来事を見聞きしてないとなかなか信じられるものではないが、それがあるのかないのかはこの際保留にするとしても、感情の否定的な部分を取り除いていき、自分らしく生きることという主張は傾聴したい。
大切なのはよく死ぬにはよく生きること、よく生きればよく死ねるのだということなのだろう。
「死ぬ瞬間」と死後の生 (中公文庫)
エリザベス キューブラー・ロス Elisabeth Kubler‐Ross 鈴木 晶
中央公論新社 (2001/06)
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おすすめ度の平均: 4.5
3 キューブラー・ロスの死
4 講演の本です
5 死後の世界より大切なものが、この本にはある
タグ: 人生
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2007年12月15日

虫けら太平記 色川武大

この小説の主人公百太郎は田舎の百姓で江戸へ出てきたものの身分がない無宿者だ。とある秘密を握って江戸にすむ同心のもとへやってきてその配下の岡っ引きの手下になったり、そうかと思えば飾り職人へ弟子入りしてみたり、あちらこちらを点々とする。
その百太郎の人生哲学は容易に消されないよういろんな人間と関わり合いになっておくこと、ひとりきりではこっそり消される可能性がたかくなる。それと、どうせどう生きようと悪い事ばかりならば(良いことでないのが色川武大っぽい)やりたいことをやるんだ。
そういったこと。
不思議にこの考え方は自分を高めるのとどん底の中を凌いでいくという違いがあるにも関わらず、よくある人生訓(たとえばビジネス書など)と似ている。
自分を高める、というとなんだか説教くさい感じがするけど、どん底からのサバイバルという観点から書かれると人生の知恵だと素直に思えてしまう。
ところで、この小説なんだが、未完である。かかれなかった部分は百太郎が商人としてなりあがってゆく様子を書く予定だったらしいのだが、その話の中の人生訓が読めなくて残念だ。
虫けら太平記
虫けら太平記
posted with amazlet on 07.12.15
色川 武大
文藝春秋 (1989/07)
売り上げランキング: 654717
タグ:時代物
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2007年12月14日

嗚呼、好酸球

先日病院で診察を受けたときに医者から「耳は痛くありませんか?」と聞かれた。特に痛いことはなかったのでいいえと返事をしたが、なぜそんなことを聞くのか不思議に思ったので今インターネットで調べてみたら、喘息の人は中耳炎にもかかりやすいみたいなのだね。
それも「好酸球性中耳炎」といって中耳の粘膜ににかわ状の滲出液がたまるという。
医療法人仙台・中耳サージセンターのサイトより
さて、「好酸球」というのは白血球の1種で寄生虫をたたく役割をもってるのだが、その本来の役割を越えてこれが活性化すると粘膜が炎症を起こす。
喘息やアレルギー性鼻炎などはこの結果起こる疾患であるのだが、喘息を克服するためのページの中にある「喘息FAQ」で耳と喘息について言及してる文章を読むと吸入ステロイドなどによって気管支や鼻から好酸球を追い出しすぎると耳に移動して中耳炎になるのではないかというのだ。
気管支からステロイド吸入によって好酸球を過剰に追い出し過ぎ、ステロイド吸入によって鼻からも追い出し過ぎると、好酸球が薬の届かない耳に閉じこもって牙城を作る現象だと私は考えています。イラクを叩き過ぎると反発やテロが起こるのと似ているかもしれません。
[4304へのレス]

ここまで調べて、あたくし恐ろしくなりました。
もぐらたたきですか。
てことは好酸球をなんとかなだめないとならんのだけど、そういう薬はないものかね?
問題はなぜ私の好酸球は暴れてるのだろうかということだな。
そうすると結局体質改善という話になってくるのか。
しかし、体質改善と一口にいうけれどもどうしたらよいのかわからん。
世の中にはいろんな健康食品やら薬まがいのものやらたくさんあるし、性格がどうのこうのというのも見かける。でも、それらがどこまで効くのかは吸入ステロイド以上に未知数だ。もう宗教に近いんじゃないかと。
いやあ、まさに好酸球の呪いだな。
タグ:喘息
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2007年12月12日

82人で出した確率は妥当なのか?

受動喫煙で妻の肺腺がんの危険性2倍になるという記事を読んだ。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071212it12.htm
厚生労働省の研究班が13年間で2万人以上の人を対象に以下の調査を行ない、
調査は、40〜69歳のたばこを吸わない女性2万8千人を対象に、1990年代の初めから約13年間にわたって実施。この間に肺腺がんと診断された82人について、喫煙など夫の生活習慣との関係を調べた。

以下の結果を出した。

 この結果、夫がたばこを吸わない女性に比べ、夫が現在も吸っているケースでは2倍、過去に吸っていた場合は1・5倍も肺腺がんになる確率が高かった。夫が吸っているたばこの本数調査では、1日あたり20本未満の場合は1・7倍、それ以上の場合は2・2倍と、本数が多いほど、危険性が高まることも判明した。

この記事でいくと詳細な調査をしたのが82人と読める。82人の中で夫の喫煙の有無から肺腺がんのかかりやすさを判じてるみたいだが、妥当性があるのだろうか?
母集団である2万8千人のうち非喫煙者の夫と喫煙者の夫の割合がどの程度だったのかというのが気になる。
統計の出し方を変えれば、たとえば非喫煙者の夫と喫煙者の夫に分けて、その中で肺腺がんになった人の割合を出してみたらどうなっていたか?
それでも同じような結果になっただろうか?
とまあ、数字に強くない私でも懐疑的になってしまう。
研究班もやるならもっと詳細な調査対象を広げたほうがよかったのではないかと思うんだが、どうなんでしょうね?
タグ:統計 煙草
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2007年12月10日

凶刃(用心棒日月抄) 藤沢周平

青江又八郎の用心棒シリーズ最終章というべき小説。江戸で嗅足組の危機を助けてから16年。四十路を越えた又八郎は国で近習頭取となって平穏に暮らしていた。江戸詰の同僚が病のため半年の間江戸での勤めとなったが、嗅足組を解散すること、江戸組に伝えて欲しいとの秘かな頼みを受け、再び佐知と会うことになる。
今回は長編になっていて、藩の秘事に関わる不穏な出来事が起こりその秘事とは何かを探る、ちょっとミステリー風な内容になっている。
シリーズを読み通してきた人はもちろん、この作品だけを単独で読むにしてもそのミステリー風に仕立てられた筋書きで十分楽しめるのではないかと思う。
凶刃―用心棒日月抄 (新潮文庫)
藤沢 周平
新潮社 (1994/08)
売り上げランキング: 8046
おすすめ度の平均: 5.0
5 老いへの諦観と希望
5 傑作後日談!
5 涙の最終章
タグ:時代物
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2007年12月08日

刺客(用心棒日月抄) 藤沢周平

青江又八郎の用心棒シリーズ第3編目。以前の藩の騒動が決着して国元で平穏な生活を送っていた又八郎にまたお偉いさんから頼みごとがもちこまれる。先だっての騒動のとき随分助けてもらった江戸屋敷の嗅足組のもとへ刺客が放たれ抹殺されそうになってるので助けて欲しいということだった。またもや脱藩し江戸での用心棒家業。今回のシリーズで佐知との絆はさらに深まってゆく。
シリーズも3作目になって又八郎の用心棒ぶりがかなり堂に入ったものになってきた。内容も1作目に比べ随分明るくなってきたと思う。なにより今回はヒーローとヒロインが手に手をとって敵と戦う図がさまになっているといいたくなるほど又八郎と佐知がかっこいい。
刺客―用心棒日月抄(じつげつしょう) (新潮文庫)
藤沢 周平
新潮社 (1987/02)
売り上げランキング: 7215
おすすめ度の平均: 5.0
5 佐知の魅力に読者も作者も...
5 対決場面の描写は傑作!
5 佐知との慕情にウェイトを置いた人気シリーズの第3作です
タグ:時代物
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2007年12月06日

今頭の中は喘息鼻炎のことしかない

薬をもらって落ち着いてきたものの、とうてい安心するには程遠いのが慢性疾患の定め。そういうわけでしばらくは喘息のことばかり書くかもしれない。
先月末に再び軽い発作があってからシングレアとアドエアを使ってるのだが、これがかなり効いている。PF値が今までにないくらい高くなったのだ。
今までだいたい400前後、良いときで450くらいであり、そのときはそれが自分の標準値なんだと思ってたのだが、先に挙げた2つの薬を使い出してからは450越えは当たり前、今日はとうとう500まで達成した。シングレアとセレベント、パルミコートの組み合わせでもここまで達したことはなかったので、アドエアもかなり効いてると考えてよいと思う。それに吸った感じもちゃんとするし、これはやっぱりかなり効き目のある薬だといえるだろう。
個人的な問題をいうならばやっぱりセレベントを1日2回使うと脚が攣る。アドエアはステロイド剤とセレベント両方が入ってるので、セレベントを夜だけ吸いたいということになるとちょっと融通が利かなくなる。
医者に以前セレベントにそういう副作用があるかどうか聞いたのだが、そういうのはあまりきいたことがないと言ってたな。しかし、ネットで調べてみると脚に限らずどこかが攣りやすくなると書いてるのを結構見かけるんだよねえ。
さて、これをどう解決するか、ちょっと考えなくては。

実は鼻炎も併発していて点鼻薬も使ってる。こちらもステロイドでフルナーゼという喘息の薬と同じ成分の薬だ。
これも利くのだが、最近鼻の中が痛くなってきて、鼻をかんだら小さいけれども血の塊が出てきた。
フルナーゼを使うと粘膜が弱くなるので鼻血がでやすくなるそうなのだが、果たしてそのとおりになってしまった。
シングレアは医者の話によると鼻炎にも効くらしく、飲み始めてからだんだんと調子が良くなってきた。そこで点鼻薬は2日ほど前から中止している。今のところ鼻がひどく詰まるようなことはない。

懸案なのはシングレアをいつやめるかである。
11月に2週間続けて調子よくなったので飲むのをやめたら1週間もしないうちに調子悪くなったもの。
なんとか吸入薬だけで管理できるようにまで回復したいのだが。
飲み薬は吸入続けるよりちょっとリスキーな感じがするのだ。もちろん管理しきれなければこれに頼るしかないんだけど。
とりあえず、発作を起こすと治療としてはまたふりだしにもどるということなので、地道に薬を続けてゆくのが一番いいのだろう、とは思いつつ、ため息だな…

ほぼ日刊イトイ新聞でぜんそくの話題がある。その中で糸井さんが喘息治った発言しているのを見かけた。
30歳になってからまた喘息になるんです。
それは、10年近く続いて、40代の手前に治った。
それからは、まったく再発していないです。
http://www.1101.com/shimizu_hiroyasu/2007-10-29.html

年齢を考えると88年くらいに治って再発してないってすごくないか?
どんな薬使ってたんだろう。
(あ、次のページにステロイドっていってるが、当時すでにあったのか吸入ステロイド)
タグ:鼻炎 喘息
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2007年12月05日

失われた町 三崎亜記

30年に1度『町』が消滅するという設定の話なのだが、こういう設定で私が連想することといえば、消滅するということに対する住人たちのパニック状態、そしてそこから生まれるトラブル、といういささか騒がしいことだ。
ところでこの小説はそういったものとは無縁。なぜなら消滅する住人ではなく、残された人たちに焦点があてられているからだ。しかも静かに話は進む。失われた町に関することはすべてタブーとされ、公然と話題にすることはない。そして『町』となんらかの関わりがあるものはひそかな差別がある。
残された者からの視点から災厄を書くのは新鮮に思えたのだが、何かが物足りない。
消滅してこの世で会うことが叶わなくなったことに関して淡々としすぎなのだ。悲劇を繰り返さないために、『町』の消滅を予測し、被害をくいとめようとする描写の他に、大げさに悲しむ場面が欲しいということではなくて、公然と話す事ができないことへの葛藤など、あらわにしずらい感情についての描写があるともっと読み応えが出てきたのかな、と個人的には思う。
失われた町
失われた町
posted with amazlet on 07.12.05
三崎 亜記
集英社 (2006/11)
売り上げランキング: 119015
おすすめ度の平均: 3.0
2 読みにくい少女小説。
4 要するに未来の日本が舞台のSFなのだと思う
4 多彩な前提に戸惑うが
タグ:喪失
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2007年12月03日

竹光始末 藤沢周平

藤沢周平の作品は「人間味」にあふれるといいたくなるくらいにいい人の主人公であることが多い。というか今まで読んだ本ではすべて良い人ばかりだったなあ。
どのような理由であれ、誠実に生きようとしているが、それゆえに抜き差しならぬことを頼まれたりして正念場を迎える、そして誠実さに報いるような安心する結末になるところが世の善男善女たちの心をとらえるのかもしれない。
この本に収められている短篇もそうしたものばかりだ。
「遠方より来る」という作品はそんな傾向が特に色濃く表れてるように思う。一度戦場で知り合っただけの人物がやってきて、大きな顔で居候される話で、まるで不条理小説みたいな展開に不安になるのだが最後はやっぱり安心できた。
しかしこういう心が和むのを読むようになった私は最近少し疲れてるのだろうか。
竹光始末 (新潮文庫)
竹光始末 (新潮文庫)
posted with amazlet on 07.12.03
藤沢 周平
新潮社 (1981/11)
売り上げランキング: 65914
おすすめ度の平均: 4.5
4 昭和50年代の藤沢作品代表作
4 変らぬ人情
5 浸りました! この侍 みんな人が良過ぎ!!
タグ:時代物
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2007年12月01日

アドエアを処方された

シングレアが切れてまた呼吸が怪しくなり、持ち直しそうになかったので病院へいった。
今度はシングレア1ヶ月分処方してもらったので、これを飲み終わるまでにはおさまってくれるといいんだが。
さてその際、医師は今回別の吸入剤を処方した。それは今年発売されたばかりの「アドエア」である。
これはβ2刺激剤と吸入ステロイドがひとつになった薬。中身は今までに使われてるのと同じものなのに、なぜか他の国と比べ承認されるのが遅かったという薬である。
今回は250というのが処方された。今まで使ってたパルミコートは200μgなので若干増えたことになる。
これが朝夕1回づつ。今まで2つの薬が1つになったので便利ではあるね。
まだ1度しか使ってないが吸った感じはセレベントに似てる。効果はどうなるかこれからしばらく使ってみないことにはなんともいえないが、今は特に副作用みたいのは感じてないな。

ところでこれ、薬価ってどうなんだ?
薬局でもらう領収書は合計金額しか書いてないんでわからん。
そこで、おくすり110番にある薬価サーチで調べてみた。
アドエア250ディスカス28ブリスター(28回分)キット3575.6円
セレベント50ディスカス(60回分)キット4191.8円
パルミコート200μgタービュヘイラ-(112吸入)22.4mg瓶 2207.2円

パルミコートはアドエアより1回の量が少ないので同量に換算しておのおの1回分の料金を計算してみると、
アドエア:127.7円、セレベント:69.8円、パルミコート:29.5円
実際には調剤料なども取られるのでこれだけじゃないのだが、単純に保険負担3割として、
アドエア:38.3円、セレベント+パルミコートは29.7円
となった。
ああ、なんたること、アドエアは高いのか、っていうかフルタイドの薬価がパルミコートより高いのであった。
これは今の薬使い終わったらまた元に戻してもらおう。
タグ:喘息
posted by てけすた at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 喘息・禁煙日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする